[Oct11,2005]
英会話教室の途中解約[消費者権利]

またまたNOVAの中途解約訴訟(広告*消費者問題Blog)。 NOVA側は弁護士17人に対して、生徒側は本人訴訟(弁護士なし)なのに、 地裁ではあっても生徒側が勝訴したそうです。 それを報じたのが次の記事。 中途解約「NOVA」受講料、請求全額返還命じる判決(goo news)。

英会話学校大手「NOVA」(大阪市)との受講契約を中途解約した東京都の男性が、未受講分の受講料約61万円の返還を求めた訴訟で、東京地裁(原敏雄裁判長)は26日、請求全額の支払いを命じる判決を言い渡した。

本家の読売新聞の方はもう期限が切れたのか、検索しても出てきませんでした。 どうもマスコミは、大口の広告主が消費者に負けたような裁判について、 あまり報道したくないのか、とも思います。 まあ、こういうことが広く知れると今まで泣き寝入りせざるを得なかった被害者が、 続々と出てくることは予想されます。 現在の株景気の中で、 NOVAの株価は下がる一方ですね。 まあ、NOVAも料金改定するっていう話のようなので、 そのへんがちゃんとしたら、株も買い時かもしれません?(投資は自己判断でw)

Posted by janus at 2005.10.11 11:6
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[Oct15,2005]
現在進行形の問題に口をつぐむJASRAC[著作権(知財)]

音楽利用者の会がJASRACに乗り込んだよ。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき) を見る限りだと、JASRACは議員さんの前では大人しくしているようですが、 今日見たら、下のような告知が上がっていました。

http://www.jasrac.or.jp/release/05/09_3.html

週刊ダイヤモンド2005年9月17日特大号の記事への対応について



2005.10.14
社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)


 ダイヤモンド社発行の「週刊ダイヤモンド」2005年9月17日特大号に、JASRACの組織運営や業務の遂行方法を一方的に中傷する記事が掲載されました。
 この記事は、事実関係について客観的裏付けのない誤った記述を数多く含んでいる上、JASRACから最新の情報を提供したにもかかわらず、それを用いずに、現在の事業運営と関連性のない過去の情報を引用するなどして、読者がJASRACに対して悪いイメージを持つよう誘導しています。
 JASRACとしては、この記事がJASRACの社会的名誉と信用とを失墜させ、その業務を妨害しようという意図の下に掲載されたものと考えざるを得ず、看過できないことから、ダイヤモンド社に対し、厳重に抗議するとともに、記事の誤りの訂正と謝罪広告の掲載を求める通知書を9月29日付けで送付しました。これに対し、同社は、10月7日付けの回答書をもって、上記のJASRACの請求に一切応じる意思がないことを通告してきました。
 これを受けて、JASRACでは、社会的名誉と信用の回復のための措置について、司法上の救済を求めることも含め対応を検討しています。

以上

強調は筆者です。ちなみにどんな記事かは、週刊ダイアモンドで、JASRACの記事が。(ふっかつ!れしのお探しモノげっき)を見てください。これまでさんざん民事訴訟をちらつかせてまで喫茶店などに契約を押し付けてきたJASRACが、「司法上の救済を求める」んですか? 司法による救済を受けたいのは、「調査もせずに過去に遡って」多額の支払いを求められたJAZZ喫茶の方でしょうに。 しかし、この告知ではその問題には陽には触れず、あたかも「過去の情報」が問題であるかのような極めて不自然な告知になっています。

あ、すいません、私この記事読んでません(弱っ)。しかし、目に付く範囲だと、 「事実関係について客観的裏付けのない誤った記述を数多く含んでいる」 確かに伝聞によるものも多いようですが、 そもそも「理事会のからくり」など客観的に捉えることができないのはしょうがない。 またJAZZ喫茶に多額の請求をして、訴訟にまでなっているところもあるのは事実ですよね。 それを「誤った記述を数多く含んでいる」と書くのは、 結局JASRACも週刊ダイアモンドと同じ印象操作をしようとしているのでしょうか?

JASRACから最新の情報を提供した」これについては多少争点になりそうですが、記事では「天下り問題や徴収・分配の問題については一切取材に応じなかった」とされているみたいですね。これで「最新の情報」ってのが、JASRACのパンフレットと約款だったら笑えるんですけど(ぉ。

そして「現在の事業運営と関連性のない過去の情報を引用」過去だけど、事実は事実でしょう? JASRACがどういう団体であるか「過去の問題」を提示する、 ってのはマスコミがよくやる手法ですね。それがいいとは言いませんが、 「関連性がない」ってこたあないでしょう? 著作権等管理事業法で届け出制になったからといって、団体自体が入れ替わったわけじゃなし。 そもそも、問題となっているのは著作権等管理事業法で管理団体での競争が出てきた、 という背景のもとでJASRACが旧来の体制のまま徴収に力を入れるようになった、 という点で、現在進行形の問題が記事の焦点なのではないでしょうか?

その意味でJASRACの主張する点のみをもって週刊ダイアモンドに「JASRACの社会的名誉と信用とを失墜させ、その業務を妨害しようという意図」があると指摘するのは、それはそれで週刊ダイアモンドに対する酷い中傷ではないでしょうか?そんな意図を誰が客観的に確認したんでしょうか? そもそも週刊ダイアモンドがJASRACの業務を妨害してどんなメリットがあるというのでしょうか? 我々一般人からすれば、日本のほとんどの音楽著作権を管理している団体に問題があるとすれば、それを指摘することは公益にかなうものであり、 「社会正義」のために記事にしたというのは意図として容易に想像がつきます。

JASRACは使用料規程を改正するつもりのようですが、 「司法上の救済を求めることを検討」する前に、JASRAC自らの健全性を明らかにし、 透明性をアピールすることの方が大事なんじゃないでしょうか?

Posted by janus at 2005.10.15 11:29
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インターネット企業と提携できないTV局はヤバイ!?[著作権(知財)]

TV番組配信で変わるコンテンツ業界(若旦那の独り言2005)。 うーん、仕事でTV局の人と話をしたことがありますが曰く、 「TV局が視聴者からちまちまとお金を集めるなんて考えられない」 だそうです。まずそもそも仕組みがない。 大手の広告代理店が枠をとってスポンサーを集めて数千万円とかドカンと支払う。 そのお金で景気よく番組を製作する。 そういうやり方に慣れているTV局にとって、 200円とかのゴミみたいなお金を自分でちまちまと集める気にはならないらしい。 そういう意味では作った番組をコンテンツとして売るという発想も、 以前はほとんどなかった。 最近は下請け業法が改正されて、番組製作会社がコンテンツを販売する権利を持てるようになったせいか、放送終了後にDVD化される番組も増えてきているようです。

実際の所、TV局もインターネットに客が流れていることに危機感は募らせているようなんですが、仕事のやり方はなかなか変えられません。インターネットは個人にリーチするメディアなんですが、テレビはマスにリーチする番組作りしか知らないし、 リーチする先が細分化されると、個々にかけられるお金が分散し、 コストがかけられないという問題があります。 仕事は増えるのに儲からないというTV局にはうれしくない状況が発生するわけです。

まあ、それを解決する手段があれば、とっくにやっているだろうと思われるわけですが。 とりあえず、うちが加入しているJ:COMのデジタルTVではオンデマンドサービスも始まって、コンテンツ毎に購入できるようになりつつあります。 TV局もきっと仕事のやり方を変えていかざるを得ないんでしょうね。 そういう意味では、楽天のTBS株買い占めなどは好機かもしれません。 むしろ、組む相手がいないTV局が一番ヤバイかもしれないんですが、 はてさてどうなりますことやら。 またYahoo!ソフトバンクがどう動くか興味深いところです。

Posted by janus at 2005.10.15 18:11
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